そらの思い出
03/07/2015
01:30
この記事は、11歳でなくなったそらについてのものです、闘病生活についての記録もあります
いつもの、のほほんブログではないので、スルーしていただいて結構です… 先月の6月19日で、そらが亡くなって、2回忌を迎えました そして、本日7月3日はそらの誕生日… 健忘録として、記事を書かせていただきました 今日は、以前うちにいた、アメショのそらの誕生日… まだ生きていたら、14歳になります ![]() 2年前の6月19日にお星様となりました 12歳の誕生日はあと半月だったのですが、迎えることはできませんでした そらは、私が初めて、一人暮らしで迎えた猫でした 動物が昔から大好きで、でも一人暮らしだし、犬は無理だけど、猫なら飼えるかなあぐらいの気持ちでした その時は、猫に関する知識もたいしてない状態で、生後3ヶ月のそらを迎えたのです ![]() しかし、そらと出会ってから、愛らしい仕草、猫独特の優雅な動きにすっかり魅了されました ![]() 一方、そらは気難しい性格で、かなり野生的な面がありました 噛みつかれたり、顔を引っかかれたり、爪も切らせないので、私の腕や手など、傷が絶えませんでした 知人がくると、そらは物怖じしない性格のため、ひざの上に乗ったりしますが、私としては、人様の顔を引っ掛かれるといけないので、よく顔は近づけないよう注意してました それでも、私にとって、そらは可愛くて愛おしい最愛の存在でした ![]() 噛み付いたりもしますが、とても、甘えん坊な性格で、夜は必ず一緒の、お布団で寝ました テレビなど見て、私が相手にしないでいると、よく怒ってました ![]() そらが10歳のときです 急に咳をしだしたため、病院に連れて行くと、肺癌の可能性があり、手術が必要と診断されました この年齢なら、まだ全身麻酔や手術に耐えられる体力があるので、治療できるのであれば、と手術を受けることを決断しました ![]() 術後、無事退院したところ、術後服を着ています そらは、肺の一部を切除し、無事手術は成功 今のところ転移もなく、大丈夫であろうとのことでした ![]() その後、順調に回復し、咳もしなくなり、また元気なそらに戻ってくれました その時、今まで以上に命の尊さと、そらともいつか別れがくることを意識し始めました それから、1年半後… そらはまた咳をするようになり、肺癌の再発が、認められました 再手術は難しいとのこと、猫の抗がん剤治療も、効果があまり期待できないとのことで、このまま見守ることを決意しました それから、2週間後くらいから、口を開けて息切れをするようになり、呼吸するのが、苦しい状態が始まりました 肺に水が溜まって、呼吸が苦しくなる症状です 病院嫌いの、そらを無理にゲージにいれて体力を奪ってしまうのではと、病院に連れて行くかどうか迷いました しかし、あまりにも苦しそうで、水さえも飲めないそらを放っておけず、病院に連れていくことを決意しました 肺の水を抜いてもらうと、呼吸もしだいに楽になり、落ちつきだしました それまでは、もう、自然にまかせてとも思っていましたが、やはり苦しむ姿はみていて辛い… そらがなるべく苦しまないよう、私が出来ることは何だろうと、考えました それならばと、病院の先生とも相談し、そらの呼吸が少しでも楽になるようレンタルの酸素室を家に設置しました ![]() それから、何度か呼吸が荒くなり、肺の水を抜く処置を2回程受けました 猫は、人間なんかより、痛みをとても我慢する動物です おそらく、末期の癌の痛みや辛さは、私たちの、想像を絶するものだったと思います しかし、そらは、亡くなる最後の日も、全身に痛みがあっただろうに、よろよろしながら、用意したトイレへ必死に行こうとするのです そんなそらの姿をみて、涙がとまりませんでした なんて、猫は高貴な生き物なのだろうと感じました その夜、そらはしずかに息を引き取り、お星様となりました 私も、こんなに、命と真剣に、向きあったことは初めてでした いっぱい泣き、悲しみ、後悔もしました しかし、そらが教えてくれた、かけがえのないそらとの思い出、猫の魅力や素晴らしさは一生心に残っていくのです ![]() そらの写真で、一番大好きな写真です 顔を抱えて寝てる姿が、なんとも愛らしい(≧∇≦) ![]() 見事な、ごめん寝ポーズで寝ています(*^^*) ![]() 何かの本で、二匹目の猫は幸せだと言ってる人が、いました そらのときは、猫のことで知らなかったことがいっぱいありました そらがいなくなってから、学んだ猫に関する知識はいっぱいあります(猫に関する本を大量に読みあさりました) そらにゃん、至らないことが、いっぱいあった、だろうに、ごめんね… そして、12年近く一緒にいてくれてありがとう!! これからは、そらの分もあわせて、コロとあんを大事に育てていくから、見守っててね… ちなみに、そらが亡くなった1週間後に、コロが、生まれています ペットショップで、生まれかわりとかではないけれど、コロの誕生日をみた時、やっぱりこの子を迎えたいと思ったんです(^^) 今まで、封印していた記憶をやっと記事にすることが出来ました 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます… 本日もご訪問いただき有難うございます ランキングに参加中です! 毎日の励みになりますので ポチッと応援お願いします↓ ![]() にほんブログ村 こっちもポチッと↓ ![]() スコティッシュ・フォールドランキングへ スポンサーサイト
コメント
490:
ひぃ子:
03/07/2015
01:57
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病気との闘いは私も他人事ではないので、
読んでて涙ができました。 そらちゃん、よく頑張ったね! 小さいからだで痛みにも耐えて、本当におりこうさんな猫ちゃんだったんですね。 うちのきな子も長生きはできないかもと先生から言われています。 もちろん覚悟はしていますが、きっとその時になったら、うろたえて取り乱しちゃうとおもいますけどね。 そらちゃんは12年も一緒にいてくれたんですね。 そらちゃんにとっては幸せでいっぱいの12年だったと思いますよ! お空からコロあんコンビを見守っててね~♪ おはようございます。先代猫ちゃんのそらちゃん、時々出てくるので
経緯とかいろいろ気になってました。 今日はそらちゃんのお誕生日なんですね。 わ~子猫のそらちゃんも可愛いな♪ ワイルドだって聞いてたけど、ほんとに凄かったんですね。 顔まで引っ掻くとは(笑) でもとっても甘えん坊さんだったんだね。 肺癌の手術、成功して喜んでたのにまた再発だなんて(涙) 辛かったですね。 肺に水が溜まって呼吸まで苦しいだなんて、想像するだけでも 本当に辛い状態。 動物って最後まで必死に痛みを我慢して生きようとしますよね。 最後の最後まで頑張ってくれたんだね。 介護し、見守るしかない辛さ…想像するだけでも涙が出ます。 11年半、あんころもちさんとの生活本当に幸せだったと思います。 そしてそらちゃんから引きついだコロさんあんちゃん。 二人も幸せ者。 二人はもっともっと元気で長生きしないとだね。 そらちゃんとの生活、思いで...
じ~んとしながら一字一字しっかりと読ませていただきました。 そらちゃんはたくさんの大切なことをあんころもちさんに残してくれましたね。 あんころもちさんが、それをずっとずっと温かい気持ちで大切に思ってるから そらちゃん、幸せだったと思います。 そらちゃんが病魔と闘った強い強い気持ち... 私も忘れないからね。
493:
あんころもち:
03/07/2015
16:56
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ひい子さん♪ そらの記事読んでくださり、ありがとうございます きなこちゃんも、糖尿病と日々戦っていますもんね… いつかはお別れが来ることは、頭では分かっていますが、なかなか、受け入れるのは難しいことですよね ひい子さんが注射をして、ご飯などケアを毎日されていると思うと、すごいなと尊敬します きなこちゃん、あんなに小さな体なのに、人間なんかより、生きようというエネルギーが伝わってきます! きっと、私たちが、想像する以上に、猫さんたちは生命力に満ち溢れているはずです 私も見習わなきゃと思わされちゃいますね(^^) 一緒に過ごせる日々に感謝しながら、毎日を過ごそうと改めて思いました(*^^*)
494:
あんころもち:
03/07/2015
20:56
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ちかさん♪ そらの記事読んでいただいて、ありがとうございます そうそう、そらは、よく私の顔も、パンチしてきました(^^) 爪切りさせてくれないので、本にゃんは爪を出したつもりはないかもですが、まともに当たると、流血ものでしたよ〜 コロとあんと比べると、そらはカーテン登ったり、二階のロフトからダイブしたり、かなり野生的で、運動神経も抜群でした(≧∇≦)予防接種とかで動物病院に行っても、大暴れで大変だったし。 そんな素敵な思い出をくれたそらに感謝の気持ちで一杯です 人間はすぐ弱音をはくけど、少しは猫たちを見習わなきゃですね(^^;; ちかさんの暖かいコメントにとても癒されました、ありがとうございます(*^^*)
495:
あんころもち:
03/07/2015
21:00
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こねこさん♪
そらの記事読んでいただいて、暖かいコメントまでありがとうございます(*^^*) とても嬉しいです!! いつかはお別れしなくてはいけない日も来ますが、それ以上に一緒に過ごせる素晴らしい日々に感謝したいと思います(^^) やっぱり、猫さんたちは素敵ですよね(≧∇≦) コメントを送る
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